一人暮らしの親の家の防犯|空き巣・点検商法への備えと、補助錠・センサーライトの選び方
家に入られることと、家に上がり込まれること。帰省のときの確認と、親との取り決めで備える
PR本ページはプロモーション(広告)を含みます。楽天アフィリエイトのリンクと、セコムの資料請求のリンク(広告)を掲載しています。また、Amazonのアソシエイトとして、親ケアナビは適格販売により収入を得ています。製品の評価・順位は収益で変えていません。運営・選定方針
帰省したときに親から「近くで工事をしている人に、屋根の板金が浮いていると言われた」と聞いた場面を考えてみます。親はそのとき断ったと言っていても、次に来たときも同じように断れるとは限りません。
この記事は、離れて暮らす一人暮らしの親の家に、空き巣が入ることや、点検や訪問販売を名乗る人が上がり込んで契約を迫ることを減らしたい方に向けたものです。
警察庁と国民生活センターの数字で、どんな被害が起きているかを確かめたうえで、帰省のときに家で見るところ、訪問者への対応を親と決めておくこと、防犯グッズの選び方、ホームセキュリティを頼む場合に確かめること、介護保険と自治体の補助との関係を順に見ていきます。
電話でだます詐欺への備えは「実家の固定電話の詐欺電話対策」で扱っています。書いているのは公的機関・メーカー・販売店の公開情報で確かめた内容で、編集部が商品を使って比べた記事ではありません。
先に結論
- 令和6年に住宅で起きた侵入窃盗は16,962件。一戸建では、留守中の空き巣はガラス破りが、夜間の就寝中に入る忍込みは鍵がかかっていない所からの侵入(無締り)が多い
- 帰省したら、玄関だけでなく窓と勝手口の鍵、足場になる物、鍵の隠し場所を見る
- 点検を名乗る訪問にはドアを開けずにインターホンで応じ、その場では契約しない、と親と決めておく
- 補助錠・センサーライト・インターホンは、介護保険の福祉用具の品目にも住宅改修の工事の種類にも載っておらず、原則は自費。防犯機器の購入費を補助する自治体の例(福井市)もあるので、実家のある市区町村の窓口で聞く
- どの道具も侵入を防げると保証するものではないので、鍵をかける習慣と組み合わせる
→ 補助錠とセンサーライトの比較表へ
高齢の方の家で起きている被害(警察庁・国民生活センターの数字で)
住宅の侵入窃盗は令和6年に16,962件。一戸建では空き巣はガラス破り、忍込みは無締りが多い
警察庁の統計資料では、令和6年の侵入窃盗の認知件数は全国で43,036件で、そのうち住宅で起きたのは16,962件でした(住宅発生の検挙率は52.1%)。
住宅で起きた分の内訳は、空き巣10,968件・忍込み4,076件・居空き821件・その他1,097件で、空き巣が住宅発生の64.7%を占めます(編集部で計算)。
警察庁の区分では、空き巣は家の人が留守の家に、忍込みは夜間に家の人が寝ている間に、居空きは家の人が家にいて食事や昼寝をしているすきに入る手口です。
表の注記によると、ここでの「住宅」には老人ホームなどの福祉施設も含まれます。
一戸建住宅で起きたのは12,475件(空き巣7,588件・忍込み3,543件・居空き641件・その他703件)で、侵入窃盗全体の約29.0%にあたります(編集部で計算。分母は住宅以外も含む侵入窃盗全体)。
一戸建の手口ごとに、侵入の手段で多い2つを並べると次のとおりです。
| 手口(一戸建) | 件数 | 無締り(鍵がかかっていなかった) | ガラス破り |
| 空き巣 | 7,588件 | 2,788件(36.7%) | 3,334件(43.9%) |
| 忍込み | 3,543件 | 2,167件(61.2%) | 987件(27.9%) |
| 居空き | 641件 | 470件 | 70件 |
3つの手口を足すと、無締りが5,425件、ガラス破りが4,391件です(編集部で計算)。留守中の空き巣ではガラス破りが、就寝中の忍込みでは鍵がかかっていない所からの侵入(無締り)が多くなっています。
親が家にいる時間に窓や勝手口の鍵が開いたままになっていないかは、防犯グッズを買う前に確かめておきたいところです。
入られる場所は窓が多い
同じ資料で侵入口を見ると、一戸建の空き巣7,588件のうち窓が4,347件(57.3%)、表出入口が1,477件でした。一戸建の忍込み3,543件でも、窓が1,964件(55.4%)です(割合は編集部で計算)。
警察庁の「住まいる防犯110番」も、一戸建住宅の侵入手段の上位をガラス破り・無締り・合かぎ(複製した鍵を使う手口)、侵入口の上位を窓・表出入口・その他の出入口の順で示しています(その他・不明を除いた順位で、ページに年次の記載はありません)。
玄関の鍵だけでなく、窓と勝手口まで含めて見ておく理由はここにあります。
一人暮らしの高齢の方の家は、狙われやすいのか
警察庁の同じ資料には、主な被害者の年齢と世帯の形で分けた数字があります(図表2-2-1-3)。一戸建の空き巣を10万世帯当たりで見ると、65歳以上の一人暮らしは34.1件で、一戸建全体(25.0件)より多くなっています。
ただし、一人暮らし全体では45.1件、30〜64歳の一人暮らしでは72.0件で、若い世代の一人暮らしのほうが多く、高齢の夫婦のみの世帯(17.3件)は全体より少なくなっています。
件数では、一戸建の空き巣のうち、65歳以上の一人暮らしが被害に遭ったものが1,493件(うち75歳以上948件)、65歳以上の夫婦のみの世帯が847件でした。
「高齢だから狙われる」とひとまとめにはできませんが、65歳以上の一人暮らしの家は、10万世帯当たりの一戸建の空き巣被害が34.1件で、一戸建全体の平均(25.0件)より多い、というのが警察庁の統計から読めることです。
点検商法・訪問販売の相談
点検商法は、「無料で点検します」などと言って訪ねてきて、家の傷みや故障を理由に不安をあおり、工事や商品の契約を勧める手口です。
国民生活センターによると、契約当事者が65歳以上の消費生活相談は2024年度に304,130件で、相談全体の38.6%でした。
同じ資料の販売方法・手口別(65歳以上・2024年度)では、家庭訪販(自宅に来て売る訪問販売)29,995件が3位、かたり商法(身分詐称)17,911件が5位、点検商法13,262件が6位です。
65歳未満では、点検商法は上位10位に入っていません。1件の相談に複数の手口が含まれるときは手口ごとに数えているため、これらの件数を足しても相談の件数にはなりません。
年齢を区切らない全体では、点検商法の相談は2024年度19,249件、2025年度19,696件でした(国民生活センターのテーマ別ページ。2026年5月31日現在の集計)。こちらは全年齢の数字なので、上の65歳以上の件数とは比べられません。
給湯器の点検を名乗る勧誘については、国民生活センターが2024年2月に注意を呼びかけています。相談は2022年度に561件、2023年度は12月31日登録分までの途中集計で1,099件(前年同期346件)で、契約当事者の7割以上が70歳以上でした。
自治体の委託やガス会社の依頼を装う例もあると書かれています。
国民生活センターは、年齢が上がると家にいる時間が長くなり勧誘を受けやすいこと、ネット通販を使う機会が少ないことを挙げ、これらが高齢の方に訪問型の勧誘が多い理由の一つと考えられるとしています。
帰省したときに家で確かめること
住まいる防犯110番が手口ごとに挙げている対策を、帰省のときに家族が見て回れる形に並べ直しました。
- 窓と勝手口の鍵(クレセント錠)が、親が家にいる昼間もかかっているか。換気のために開けたままの窓がないか。
- 窓に補助錠が付いているか。付いているなら、火事や地震のときに親が内側から自分で外せるか。
- 裏手や植え込みの陰など、外から見えにくい窓がないか。伸びた植木が窓を隠していないか。
- 窓の下や塀の近くに、物置・脚立・ポリバケツなど足場になる物が置かれていないか。
- 玄関の鍵を郵便受けや植木鉢の下などに隠していないか。合かぎ(複製した鍵)を誰に何本渡しているか。
- インターホンにカメラや録画の機能があるか。親が画面で相手を見てから応答しているか。
- 玄関・勝手口・庭が、夜に真っ暗になっていないか。
- 点検や工事のチラシ・名刺・契約書の控えが置かれていないか。知らない会社の書類があれば、どういう経緯でもらったかを親に聞く。
家全体を見て回るときの項目は「帰省したら実家で見るところ」に、転びやすい場所の確認は「実家の転びやすい場所7つと、帰省時10分チェックリスト」にまとめています。防犯の項目は、これらと一緒に見て回ると一度で済みます。
訪問者への対応を親と決めておくこと
点検商法や強引な訪問販売は、玄関のドアを開けたところから話が始まります。Yahoo!知恵袋には、無料点検の案内がポストに入っていた人が「指定の日時は高齢の親しか家にいません」と不安を書いた相談もあります。
親の性格や耳の聞こえも考えながら、次のことを先に決めておきます。
ドアを開ける前にインターホンで確認する
知らない人が来たら、ドアを開けずにインターホン越しに用件を聞く、と決めます。カメラ付きのインターホンなら、相手の顔と人数を見てから応答できます。
「ガス会社から来た」「市役所の委託で点検している」「近くで工事をしていたら、屋根が傷んでいるのが見えた」などと点検を名乗られたら、その場では頼まないことにします。
本当に点検の予定があるかは、契約しているガス会社などに、親が自分で電話して確かめます。かける番号は、相手が渡す名刺やチラシではなく、検針票や請求書など手元の書類に載っている番号にしておくと、相手の用意した窓口につながらずに済みます。
その場で契約しない・家族に電話する合図を決める
「その場では決めない。家族に相談してから返事をする」を、親との決まり文句にしておきます。断るのが苦手な方なら、「子どもに確認しないと決められない」と言えばよい、と伝えておくだけでも断る理由になります。
あわせて、知らない業者が来たら、帰ったあとでよいので家族に電話をもらう、と決めておきます。契約の前後に家族が気づける機会が増えます。
訪問販売で契約してしまった場合でも、クーリング・オフで契約を解除できることがあります。訪問販売のクーリング・オフは、契約書面を受け取った日から数えて8日以内(受け取った日を含む)です。
ただし条件があるので、使えるかどうかは消費者ホットライン188で確認してください。
家にある物を買い取ると言って訪ねてくる「訪問購入」については、手口と断り方を「実家の不用品回収で高額請求されないために」で説明しています。
相談先:188と#9110
- 契約やお金のトラブルは、消費者ホットライン「188」(局番なし)。近くの消費生活センターなどの窓口を案内してくれます。
- 急ぎではないけれど警察に相談したいときは、警察相談専用電話「#9110」。受付時間は都道府県警察によって異なります。
- 家の前から立ち去らない、押し入られそうなど、差し迫っているときは110番。
国民生活センターは、消費生活センターへの相談は本人だけでなく、家族やホームヘルパー、地域包括支援センターの職員からもできるとしています。親が言い出しにくそうなときは、家族から188に電話してかまいません。
電話でだます詐欺への備え(在宅中の留守番電話、防犯機能付きの電話機、通話録音装置)は、「実家の固定電話の詐欺電話対策」で説明しています。
防犯グッズの選び方
住まいる防犯110番は、ガラス破りへの対策として補助錠・防犯フィルム・防犯ガラス・面格子・窓シャッターを、玄関ドアの錠を破る手口への対策として補助錠(ワンドア・ツーロック)を、全体の対策としてセンサー付きのライトを挙げています。
ここでは、帰省のときに家族が付けやすいものを中心に見ていきます。
窓の補助錠
補助錠は、窓のクレセント錠とは別に、サッシが動かないように止める部品です。ガラス面に粘着シールで貼るもの、サッシの溝にはめてワンタッチで留めるもの、サッシの枠に取り付けるものなど、付け方がいくつかあります。選ぶときは次の点を見ます。
- 実家の窓に合うか。たとえばアルソックロックは外側と内側の引き戸の間に10mmのすき間が要り、清水産業のマドガチットSPはサッシの窓枠から溝までの幅26〜40mmが適応サイズと販売ページにあります。買う前に窓を測っておきます。
- 賃貸か持ち家か。貼るタイプやねじで留めるタイプを賃貸の家に付けるときは、先に貸主か管理会社に確認します。
- 親が自分で開け閉めできるか。指先の力が弱い方や、鍵の置き場所を忘れやすい方には、鍵を差して外すタイプは使いにくいことがあります。
- 非常時に内側から開けられるか。火事や地震のときに、家族が付けた補助錠の外し方を親が知っているかも確かめます。
同じ「補助錠」でも、認知症で夜中に外へ出てしまう方のための鍵は、目的も注意点も違います。閉じ込めにならないかといった考え方は「認知症の親が夜中に玄関から出ていくとき」で扱っています。
窓の防犯フィルム・面格子
防犯フィルムは、ガラスに貼って、割られたときに穴が開くまでの時間を延ばすことを目的としたものです。販売ページでも、割れなくなるのではなく割れにくくなるものだと説明し、補助錠と一緒に使うようすすめている例があります。
フィルムによって貼れるガラスの種類が決まっていて、すりガラスや複層ガラスなどには使えないものもあるので、貼る前に実家の窓ガラスの種類を確かめ、商品の説明と照らし合わせます。
面格子や窓シャッターは取り付けに工事が要るものが多く、持ち家なら住宅の工事業者に相談して決めることになります。
選ぶときの目安の一つに、CPマークがあります。警察庁などでつくる官民合同会議の試験で、侵入に5分以上かかると評価された建物部品が「防犯性能の高い建物部品目録」に載り、CPマークを付けられます。
令和8年3月末時点で、17種類3,545品目が載っています(警察庁ページの表記)。CPマークは侵入を防げると保証するものではなく、商品説明に「CP」とあっても、その商品が実際に載っているかは、警察庁のページにある目録で調べられます。
屋外のセンサーライト
ここで扱うのは、玄関・勝手口・庭など家の外に付けて、人が近づくと点く防犯用のライトです。夜中にトイレへ行くときの足元を照らす室内用の灯りは、「夜中のトイレで親が転ばないか心配」で選び方を説明しています。
- 電源:コンセント式は電池交換が要らない代わりに、付けたい場所まで屋外のコンセントからコードが届くかが条件になります。乾電池式はコンセントのない場所にも付けやすい一方、電池が切れると点かないので、交換を誰がするかを決めておきます。
- 防水の表示。屋外に付けるので、IP44やIPX4といった防水の等級が書かれているかを見ます。
- 明るさ(ルーメン)と、人を感知する範囲(角度と距離)の表示。照らしたい場所まで届くかを、付ける位置から考えます。
- 付ける高さ。脚立に乗る作業になるなら、親に任せず帰省のときに家族が付けます。
録画機能付きインターホン
玄関に来た人を、ドアを開けずに確かめるための道具です。選ぶときは次の点を見ます。
- 今のインターホンを外して付け替える工事が要るか、工事なしで置けるワイヤレスのものか。
- 家のWi-Fiが要るか。スマホで外から応答できる機種はWi-Fiが前提のものが多く、回線がない実家では使えないことがあります。
- 録画されるのはどんなときか(呼び出しボタンを押されたときだけか)と、録画の保存先(本体かSDカードか)。
- 親が画面を見てから応答する操作に慣れられるか。画面の大きさとボタンの数も見ます。
インターホンは、型番ごとの価格と録画の条件を確かめきれなかったため、この記事では商品を挙げていません。家の中の様子を見る見守りカメラとは役割が別で、置き場所の考え方は「見守りカメラはどこに置く?」、回線がない実家の場合は「実家にWi-Fiがない方の見守り」で扱っています。
補助錠とセンサーライトの比較表(楽天の3商品)
表では、仕様と価格を並べて比べられるようにしました。仕様・価格・レビューは、楽天の商品ページの表示で確かめたものです。
| 商品 | 種類 | 電源 | 防水等級 | 明るさ | 検知範囲 | 付ける前の確認 | レビュー(件数・平均) | 価格(2026年11月3日参照) |
アルソックロック 【新デザイン】1個 | 窓の補助錠 | 電源なし ガラス面に粘着シールで貼る | 該当なし | 該当なし | 該当なし | 外側と内側の引き戸の間に10mmのすき間が要る 凹凸のない透明ガラスか模様ガラスに限る | 18件・4.72 | 楽天 かぎの蔵屋 1,980円 |
ムサシ RITEX LED-150 | 屋外のセンサーライト | 乾電池式 単1アルカリ乾電池3本(別売) | IP44 | 約400ルーメン | 水平約140度・最大約6m | 電池の交換を誰がするか決めておく | 185件・4.67 | 楽天 ワクイショップ 5,005円 |
大進 DLA-N4T100(1灯式) | 屋外のセンサーライト | コンセント式 AC100V・電源コード約1.5m(販売ページの表記) | IP44対応 | 約400ルーメン | この記事では未確認 | コードが届く範囲に屋外のコンセントが要る | 160件・4.53 | 楽天 comcon 2,980円 |
①窓に貼る補助錠
🔒
引き戸の窓に貼って足す:アルソックロック【新デザイン】
1,980円(楽天 かぎの蔵屋・2026年11月3日参照)
向いている方- 引き違いの窓に、クレセント錠とは別の止めを足したい
- ねじ留めではなく、ガラス面に貼るタイプで付けたい
気になる点- 外側と内側の引き戸の間に10mmのすき間がないと付けられない
- 凹凸のあるガラスには付けられない(透明ガラスか模様ガラスに限る)
- 貼るタイプなので、賃貸なら付ける前に貸主に確認したい
窓の引き戸のガラス面に、粘着シールで貼り付けて使う補助錠です。販売ページには株式会社ALSOKの正規販売店と表示されています。1個の価格なので、窓の数に合わせて個数を数えてから買います。レビューは18件・平均4.72でした(2026年11月3日時点。件数と評価は変わります)。
楽天で見る
Amazonで見る
②乾電池式
🔦
コンセントのない勝手口や庭に:ムサシ RITEX LED-150
5,005円(楽天 ワクイショップ・2026年11月3日参照)
向いている方- 付けたい場所の近くに屋外のコンセントがない
- コードを引き回さずに付けたい
気になる点- 単1アルカリ乾電池3本は別売で、切れたら交換が要る
- 取り上げた3つの中では価格が高め
4.5WのLEDを使う、アーム付きの乾電池式センサーライトです。明るさは約400ルーメン、防水等級はIP44(屋外防雨型)、人を感知する範囲は水平約140度・最大約6mと販売ページにあります。本体は高さ153×幅152×奥行165mm、約450gです。電池が切れると点かなくなるので、帰省のたびに点くかを試し、交換を家族が受け持つと決めておきます。レビューは185件・平均4.67でした(2026年11月3日時点)。
楽天で見る
Amazonで見る
③コンセント式
💡
玄関の近くに屋外のコンセントがあるなら:大進 DLA-N4T100
2,980円(楽天 comcon・2026年11月3日参照)
向いている方- 玄関や勝手口の近くに屋外のコンセントがある
- 電池交換の手間をなくしたい
気になる点- 電源コードは約1.5mで、届く範囲にしか付けられない
- 電源方式は販売ページの表記で確かめたもので、メーカーの仕様ページは確認していない
コンセントにつないで使う、1灯式のLEDセンサーライトです。販売ページの表記では、電源はAC100V、明るさは約400ルーメン、防雨規格はIP44対応です。本体は約縦7.2×奥行9.7×高さ16.8cm、約330gです。停電時の点灯についての記載はないので、停電のときには点かないものとして考えます。レビューは160件・平均4.53でした(2026年11月3日時点)。
楽天で見る
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ホームセキュリティを頼む場合に確かめること
防犯グッズは家族が付ければそこで終わりですが、ホームセキュリティは、センサーが侵入を感知したあとに警備会社が対応するところまでを含めて契約するものです。
ここでは、セコム「親の見守りプラン」について、公式ページに書かれていることを防犯の側から整理します。
侵入を感知する仕組み
セコムの公式ページでは、窓や扉に取り付けたセンサーが侵入を感知し、外出時だけでなく、就寝中など家にいるときの警戒もできると説明しています。動く人の体の熱をとらえて侵入を感知する空間センサーもあります。
同じページには、火災や侵入を感知した場合もセコムが駆けつけると書かれています。
プラン例の標準の構成は、ホームコントローラー1台・救急通報ボタン1個・火災センサー1個・扉・窓センサー1個・空間センサー2個です。フラッシュライトは戸建てのプランだけで、集合住宅には基本的に設置しないとされています。
窓や勝手口が多い家では、扉・窓センサー1個の構成で足りるかを見積もりのときに確かめます。
救急通報ボタンを押したときに誰が駆けつけ、家族にどう連絡が入るかは、「緊急通報ボタンと転倒検知の選び方」で説明しています。
費用の構成と、契約前に確かめること
公式ページに載っている料金例(税込)は、次の2通りです。料金は一例で、設置する機器や建物で変わると注記されています。
- レンタルの場合は、月額5,610円、工事料54,890円、保証金20,000円です。保証金は契約満了時に返却されます。
- 買い取りの場合は、月額3,630円、買取システム料金284,680円です。
工事は基本的に契約から1週間程度で行い、機器の取り付けは通常1日(プランによっては2日)で終わると書かれています。
資料請求や見積もりの段階で、次のことを聞いておきます。
- 契約期間と、途中で解約するときの費用
- 見積もりの月額に、実際に付けるセンサーの数が入っているか
- 侵入を感知したあと、誰が家に来て、家族にはどの順番で連絡が入るか
- 実家の電話回線・ネット回線を使うかどうか
- 工事の日に、離れて暮らす家族が立ち会えるか
回線については、公式ページのよくある質問で、ホームセキュリティNEO・スマートNEOの場合は実家の電話回線やネット回線を使わないと案内しています。申し込むプランでどうなるかは、資料請求のときに確認してください。
侵入の感知+駆けつけ
🛡️
窓・扉のセンサーで侵入を感知:セコム「親の見守りプラン」
レンタル:月額5,610円(税込)+工事料54,890円(税込)+保証金20,000円(契約満了時に返却)
2026年11月3日参照・公式ページの料金例。機器の数・建物で変わる
向いている実家- 侵入の感知と、救急通報・火災の知らせをまとめて頼みたい
- 家族がすぐには駆けつけられない距離に住んでいる
気になる点- 初期費用と月額が、防犯グッズを買うより大きい。機器を買い取る形(月額3,630円・買取システム料金284,680円)もある
- 契約期間と解約時の費用は公式ページで確認できなかったので、資料請求のときに聞く
比べるときは、月額に含まれるセンサーの数、初期費用(工事料・保証金または買取料金)、契約期間と解約時の費用の3点を同じ条件にそろえて、見積もりを並べます。警備会社の駆けつけサービスをほかの会社と比べたい場合は、「緊急通報ボタンと転倒検知の選び方」に公式ページで料金を確認できた2社を載せています。
セコム・ホームセキュリティの資料を請求する
介護保険・自治体との関係
防犯用品は、介護保険の福祉用具の品目にも住宅改修の工事の種類にも載っていない
補助錠・センサーライト・録画機能付きインターホン・防犯フィルムは、厚労省が示す、介護保険で借りられる福祉用具(福祉用具貸与)や購入費が出る福祉用具(特定福祉用具販売)の品目の一覧にも、住宅改修の工事の種類にも載っていません。
原則は自費で買うものと考え、使える制度があるかは実家のある市区町村の窓口で聞いてください。
介護保険の住宅改修として厚労省が示している種類は、手すりの取付け・段差の解消・床材の変更・引き戸等への扉の取替え・洋式便器への取替えと、これらに付帯する工事です。
防犯のための補助錠の取付けは、この種類のどれかとして書かれてはいません。介護のための扉の工事と一緒に鍵が関わる場合も、対象になるかどうかは工事の前に、担当のケアマネジャーに相談してください。
住宅改修で介護保険が使える工事費の上限(支給限度基準額)は、生涯で20万円です。保険から出るのはそのうち原則9割(20万円の工事で18万円)で、所得によって8割・7割になります。
要介護度が3段階上がったときと転居したときは、20万円の枠があらためて使えるようになります(申請の流れは「介護保険の住宅改修の申請の流れと書類」で説明しています)。
見守りの機器は「外へ出るのを知らせる」もので、防犯の機器とは別
介護保険で借りられる「認知症老人徘徊感知機器」は、認知症の方の外出(屋外に出ようとしたときなど)をセンサーで感知し、家族や隣人などに知らせる機器です。家の外から入ってくる人を感知する防犯の機器とは目的が違います。
認知症老人徘徊感知機器に、介護保険で借りられる品目の一覧に無い機能が付いている場合、その機能の部分は保険の対象外とする定めもあります。また、要支援1・2と要介護1の方は原則として対象外で、例外として認められる場合があります。
借りられるかは、担当のケアマネジャーに相談してください。
自治体の防犯機器の補助(福井市の例)
防犯機器の購入費を補助している自治体もあります。例として、福井市の令和8年度「高齢者を守る住まいの防犯対策等支援事業」のチラシには、次のように書かれています。
- 対象は、住民登録のある市内の戸建てに住む65歳以上の一人暮らし、または高齢者のみの世帯(マンション・アパートなどの共同住宅は対象外)。市税の滞納が無いことなども要件です。
- 対象になるのは、令和8年4月1日以降に市内の販売店・事業者などで購入・設置したもの。通販で買ったものが対象になるかはチラシからは読み取れないので、買う前に市へ確認してください。
- 対象の機器は、防犯カメラ・人感センサーライト・録画機能付きインターホン・防犯フィルム・防犯性の高い錠または補助錠。
- 補助は費用の3分の2で、上限2万円・1世帯1回。
- 申請は令和9年1月29日まで(予算に達し次第終了)。
同じような補助があるか、対象・金額・申請の順番(購入前に申請が要るか)・買う店の条件は自治体ごとに違うので、買う前に、実家のある市区町村の窓口に問い合わせてください。
よくある質問
補助錠を付ければ、空き巣に入られずに済みますか?
侵入を防げると保証するものではありません。補助錠は、窓の外から侵入しようとする人が窓を開けるまでに手間と時間がかかるようにするための部品で、鍵をかける習慣と組み合わせて使います。警察庁の令和6年の統計では、一戸建の忍込み3,543件のうち2,167件が、鍵がかかっていなかった所(無締り)からの侵入でした。まずは親が家にいる時間も窓と勝手口の鍵をかけているかを確かめ、そのうえで補助錠を足します。
点検に来たと言われたら、どう返事をすればいいですか?
ドアを開けずにインターホン越しに聞き、その場では頼まないと親と決めておきます。ガス会社や市役所の委託を名乗られた場合は、検針票や請求書など手元の書類に載っている番号に親が自分で電話して、点検の予定があるかを確かめます。国民生活センターは、給湯器の点検で自治体の委託やガス会社の依頼を装う例があると注意を呼びかけています。
親が訪問販売で契約してしまったら、どうすればいいですか?
訪問販売なら、契約書面を受け取った日から数えて8日以内(受け取った日を含む)であれば、クーリング・オフで契約を解除できることがあります。条件があるので、消費者ホットライン188に電話して確認してください。家族からの相談もできます。家の物を買い取ると言って訪ねてくる訪問購入については、「実家の不用品回収で高額請求されないために」で説明しています。
センサーライトや補助錠は、介護保険で買えますか?
補助錠・センサーライト・録画機能付きインターホン・防犯フィルムは、介護保険で借りられる福祉用具や購入費が出る福祉用具の品目の一覧にも、住宅改修の工事の種類にも載っていません。原則は自費で買うものと考えてください。福井市のように、高齢の方の世帯に防犯機器の購入費を補助している自治体の例もあるので、買う前に実家のある市区町村の窓口で聞いてください。
一人暮らしの親の家は、空き巣に狙われやすいのですか?
警察庁の令和6年の統計で、一戸建の空き巣を10万世帯当たりで見ると、65歳以上の一人暮らしは34.1件で、一戸建全体の25.0件より多くなっています。ただし若い世代の一人暮らしのほうが多く、高齢の夫婦のみの世帯(17.3件)は全体より少ないので、年齢だけで狙われやすいとは言えません。
電話の詐欺も心配です。この記事の対策で足りますか?
この記事は、家に来る人と家に入る人への備えを扱っています。電話でだます詐欺への備え(在宅中の留守番電話、着信前に警告が流れる電話機、通話録音装置、自治体の貸し出し)は「実家の固定電話の詐欺電話対策」で説明しています。
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